バスに誘拐犯が乗っていた!というお話

世界にはおもしろいニュースがたくさんあります。
今日はアメリカで起きたすごい話をしましょう。
アメリカでは小さい子どもがさらわれることがよくあります。
さらわれるというのは、お母さんやお父さんから離れて
知らない人に連れて行かれることです。
それはとてもこわいことですね。

でも、この話では小さい子どもがさらわれたのに
助けてくれた人がいました。
その人はバスの運転手さんでした。
バスの運転手さんは、お仕事でバスを運転しています。
バスにはたくさんの人が乗っています。

ある日、バスに乗ってきた男の人が
小さい子どもを連れていました。
その男の人は、バスの運転手さんに
バスはいつ出発するか聞きました。
バスの運転手さんは教えてあげました。
そして、男の人と子どもはバスに乗りました。

しばらくして、バスの運転手さんは
警察から連絡がありました。
警察というのは、悪い人を捕まえる人たちです。
警察からの連絡によると、
小さい子どもがさらわれたということでした。
さらわれた子どもは3歳の男の子でした。
さらわれた場所は図書館でした。
図書館というのは、本がたくさんある場所です。

警察は、さらわれた子どもと
さらった男の人の服装を教えてくれました。
すると、バスの運転手さんはびっくりしました。
なぜなら、その服装は
バスに乗ってきた男の人と子どもと同じだったからです。

バスの運転手さんは、
その男の人が悪い人だとわかりました。
でも、その男の人に気づかれないようにしなければなりませんでした。
なぜなら、気づかれると
子どもに危害を加えるかもしれないからです。

バスの運転手さんは、
悪い人を捕まえるために
警察と協力することにしました。
警察は、バスが行く先に待っていることにしました。

でも、途中で悪い人が降りてしまったらどうしよう?
そう思ったバスの運転手さんは
神様にお願いしました。
神様というのは、すべてを見守ってくれる存在です。

神様が聞いてくれたのか
悪い人は途中で降りませんでした。
でも、バスが行く先に着いても
警察が見えませんでした。
焦ったバスの運転手さんですが
サイドミラーを見ると
パトカーが後ろから来ていることに気づきました。
パトカーというのは、警察が乗っている車です。

バスの運転手さんは、
悪い人を降ろす方法を考えました。
悪い人は一番後ろに座っていました。
だから一番最後に降りるでしょう。

そこで、バスの運転手さんは
前のドアを開けて普通の人たちを降ろしました。
そして悪い人が立ち上がった時に
後ろのドアを開けて悪い人だけ降ろしました。

そこに待っていた警察が
すぐに悪い人を捕まえました。
そして子どもを助け出しました。

この話では、バスの運転手さんが
すごく賢くて勇敢だったことがわかりますね。
彼は多くの人からほめられました。
そして今日も安全にバスを運転しています。