那覇市議会は新型コロナウイルスの感染拡大や物価高騰の影響を受ける低所得世帯に3万円を支給する
那覇市議会は18日、新型コロナウイルスの感染拡大や物価高騰の影響を受ける低所得世帯に3万円を支給する2022年度補正予算案を賛成多数で可決しました。
補正予算案は総額13億6700万円で、低所得世帯への給付費が10億5100万円を占めます。給付対象は市内に住民登録があり、市税を滞納していない世帯で、市内に住む世帯主の所得が2021年度の課税所得で100万円未満、または2022年1月1日時点の世帯の総所得が200万円未満の世帯です。
給付は2022年8月下旬から9月上旬にかけて実施されます。市は、給付対象者を市内に約1万6000世帯と見込んでいます。
この補正予算は、那覇市が2022年2月に策定した「那覇市生活困窮者支援緊急対策計画」に基づくものです。この計画では、コロナ禍と物価高騰の影響を受ける生活困窮者への支援策として、低所得世帯への給付や食料品などの支給、生活相談の充実などを盛り込んでいます。
那覇市は、今回の補正予算により、コロナ禍と物価高騰の影響を受ける生活困窮者の生活を支援し、生活の安定につなげていきたいとしています。